おはようございます。
船橋の建築会社です。
3年ほど前に60歳くらいのお客様の家で起こったことをお話しします。
ある台風の日、サッシ近くの天井の方から居間の床にボタボタと(それこそジョウロで水を流しこむように)音を立てて水が落ちてきたそうです。
ご主人は何が起きたか分からず暫く呆然と立ちすくんだあと、慌てて直してくれるところを探されました。
自分の家に雨漏りが起きることなど全く予想されておらず、建ててから25年お手入れをされていませんでした。
私が伺って拝見したところ、長年お手入れをされていないため傷んでいるところが多く、原因が複数考えられたため、ベランダの防水工事とともに、サッシ周りや床と壁の境目のコーキングの増し打ちなどなど、原因と考えられそうな場所のお手入れ工事を全てさせて頂き、それ以後の症状は治まりました。
雨漏りをしてしまうと原因を探るのは難しい場合が多いので、工事個所も増えます。そうならないよう10年に一度は、お知り合いの工務店さんなどに点検をしてもらう方が良いでしょう。
私はよく家の傷みを歯に例えます。
傷みが軽いときに直しておけば、痛い思いをせず、短期で、費用も少なくて治せます。
しかし、放っておいて虫歯が進めば、尋常ではない痛い思いをして、長いあいだ歯医者で痛い治療を受けて、多額の費用がかかることになります。
家も同じなんです。
今後は、何回かに分けて雨漏りのことをお伝えしたいと思います。
例えば、雨漏りの症状と原因、家への影響、衛生との関係、健康被害などなど。
ではまた
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