チーム建築部

七草粥

■2022/01/05 七草粥
おはようございます
船橋の建築・リフォーム会社です

今日は1月7日に食べる七草がゆについて調べてみました

春の七草のフリーイラスト Clip art of haru-no-nanakusa

《七草がゆの由来と意味》
正月行事の一つとして定着していますが、本来は「人日の節句」の行事で五節句の一つです
※五節句とは?
 江戸幕府が定めた式日で、1月7日の人日、3月3日の上巳、5月5日の端午、7月7日の七夕、9月9日の重陽をさします

中国の前漢の時代に、元日は鶏、2日は狗(いぬ)、3日は猪、4日は羊、5日は牛、6日は馬、7日は人の日としてそれぞれの占いをたて、8日になって穀を占って新年の運勢をみていたことに由来するそうです
さらに唐の時代には人日の日に「七種菜羹(ななしゅさいのかん/しちしゅのさいこう)」という7種類の若菜を入れた汁物を食べて、無病息災を願うようになりました
また、官吏昇進を1月7日に決めたことからその日の朝に七種菜羹を食べ、立身出世を願ったと言います
この風習が奈良時代に日本へ伝わり年のはじめに若菜を摘んで食べ生命力をいただく「若草摘み」という風習や、7種類の穀物でお粥をつくる「七種粥」の風習などどと結びつき「七草粥」と変化をしていきました
また、7日と言えば「松の内」の最後の日に当たる為、お正月のご馳走に疲れた胃腸をいたわり、青菜の不足しがちな冬場の栄養補給をする効果もあり、この日に七草粥を食べ、新年の無病息災を願うようになりました

《春の七草》
七草粥には春の七草を入れることが主流です
「せり、なずな、ごきょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、これぞ七草」と私は子供のころ覚えましたが、地域によって少しずつ違うようですね!
ではそれぞれどんな穀物なのか見ていきましょう

●せり・・・水辺の山菜で香りがよく、食欲が増進します
●なずな・・・別称はペンペン草といい、江戸時代にはポピュラーな食材でした
●ごきょう・・・別称は母子草といい、草餅の元祖で風邪予防や解熱に効果があります
●はこべら・・・目に良いビタミンAが豊富で、腹痛の薬にもなったそうです
●ほとけのざ・・・別称はタビラコといい、タンポポに似ていて、食物繊維が豊富です
●すずな・・・カブの事でビタミンが豊富です
●すずしろ・・・ダイコンの事で、消化を助け、風の予防にもなります

《七草が用意が手に入らなければ・・・》
もし春の七草が手に入らなければ、冷蔵庫にある、ネギやほうれん草、三つ葉など、好みの野菜を入れてもオッケーです
野菜以外の具やお餅を入れて7種類にする地域もありますが、出来るだけ新鮮な若菜を使うと、自然界から新しい生命力を頂くという本来のコンセプトにもマッチしますね!

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