おはようございます
船橋の建築・リフォーム会社です
本日も害虫についてお調べしていきます
《ダニ》
ダニはクモやサソリの仲間です
頭、胸、腹が分かれておらず、胴体部のみとなります
胴体部の前方に顎体部ががあります
屋内に生息する種類は屋内塵性ダニ類と総称されます
それでは屋内塵性ダニ類と呼ばれる種類からご紹介します
〈ヒョウダニ〉
エサ ・・・ほこり、人のフケ、アカ、その他有機
物など
生息場所・・・カーペット、ベッド、枕、布団、ソ
ファー
1年中見られるダニです
じゅうたんや家具等に多く発生しています
大発生した場合にこのダニの体や死骸、フンがア
レルギー性疾患の原因となります
但し、人を刺すことはなく、温度20～30℃、湿度60～80％の高温多湿を好みます
〈コナダミ〉
エサ ・・・広範囲の食品(砂糖・乾燥果実・味
噌・削り節・煮干・小麦粉・チー
ズ・チョコレートなど)、医薬品、
ワラなど
生息場所・・・食品、畳など
梅雨時、秋口に増殖するダニ
高温多湿を好み、繁殖力が極めて旺盛です
人を刺すことはありませんが、大発生するとコナダニを捕食するツメダニが増殖します
低温に強いコナダニの繁殖を抑えるには湿度を下げる事が有効でしょう
〈ツメダニ〉
エサ ・・・ほかのダニ(ヒョウダニ、コナダ
ニ)、小昆虫など
生息場所・・・カーペット、畳など
梅雨時、秋口に増殖するダニ
8～9月は特に被害が増加します
他のダニやチャタテムシ等を捕食するため、エサになる虫が増えれば、ツメダニも大量発生します
吸血はしませんが、まれに間違って人を刺し体液を吸う為、刺咬症の原因となることもあります
〈イエダニ〉
エサ ・・・ネズミ、哺乳類の血液
生息場所・・・ネズミの体・巣
ネズミや鳥に寄生する吸血性のダニ
宿主のネズミが死んだ場合や、ネズミの巣内で大発生した場合などに移動して人も吸血します
割れ目や暗い場所に潜んで夜間に吸血します
6～9月が最盛期でその時期に人への被害も集中します
次に屋外にいる大型のダニを紹介します
〈マダニ〉
肉眼でも確認だ出来るほどの大型のダニです
成虫は3mmから10mmくらいの大きさです
最近では散歩中や公園でピクニックをしていたらマダニに刺されてしまった！など被害も身近に出てきています
刺されると皮膚科などの病院に行かなければいけないほど大事になってしまいます
その為にも日ごろから付着の予防をしなくてはいけません
長袖を着るなどして皮膚の露出を防いだり、明るい服を着て万が一マダニが付着した時に分かりやすくしたりと一工夫することが重要です
また、ディートを有効成分とした虫よけを使用たり、外出先から戻ったら、玄関に入る前にマダニが付着していないかを確認し、付着していたら洋服を叩いたり粘着テープで取ったりしましょう
万が一刺されてしまった場合は皮膚科等医療機関で処置を受けてください
その際には刺された場所や日時や状況を医師に正確に伝える事も重要です
マダニに刺されると日本紅斑熱やライム病などの感染症や重症熱性血小板減少症候群（SFTS)を発症する場合があります
STFSウィルスを持ったマダニに刺された場合は潜伏期間は6日から2週間程度で、症状は38度以上の発熱、嘔吐、下痢、食欲低下で、致死率は6～30％です
マダニは特に注意しなければいけない害虫ですね！
暖かくなってくると外に出る機会も増えると思います
時間があるからちょっとそこまでお散歩！なんて日も気を付けて外出なさってくださいね！
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