デジタル時代に生きる私たちに今問いたいこと

2022.01.20

私たちの生活にいまや欠かせない存在である「スマホ」。現代人の多くが「スマホ依存症」といわれており、統計によるとスマホに触る回数の1日平均はなんと2600回!時間にすると、一日のうち平均で4時間(若者の2割は7時間も!)スマホを使っているそうです。

そんな時代を反映してか、2021年オリコン年間ランキングで第1位に輝いたのが、スウェーデンの精神科医の著書「スマホ脳」。テクノロジーが発達し、とても便利な世の中になった反面、精神的ストレスで悩む人が非常に増えている現代社会とスマホの関係を分析した本です。

スマホは確かに便利ではありますが、スマホに縛られすぎては心身に悪影響も及ぼしかねません。スマホの利便性は享受しつつ、必要以上に触らない。そう、大切なのは「上手な付き合い方」ですよね!アップルの故スティーブ・ジョブズや、マイクロソフト創業者のビルゲイツは子供にスマホの使用時間を厳しく制限していたようです。IT企業の成功者たちは、スマホが子供たちに悪い影響を及ぼしかねないことを理解していたのでしょう。

かつて、私は寝る前までスマホを眺めていましたが、この本をきっかけに寝る際にスマホは別の部屋におき、夜中起きたとしてもスマホを見ないようにしたところ、朝までぐっすり眠れるようになりました。今では家族にも勧め、家族全員で夜のスマホデトックスをしています。

皆さんも、スマホとの付き合い方をこの機会に考えてみてはいかがでしょうか。