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霜月

2021.11.29

朝晩の寒さも増してきました。出勤前の車や窓に霜が降りていることも多いですね。霜は、空気中の水蒸気が0度を下回って凍ることで降りるわけですが、気温でいうとだいたい3度以下くらいで降り始めるようです。(気温は地面から1.5mの高さで測定されている為)

朝の忙しいときにフロントガラスが曇っていると慌ててしまいますよね。半分曇ったまま走行している車を見かけることがありますが、大変危険です。しかし慌てているからといって、ガラスにお湯をかけて霜を取ってはいけません。ガラスとお湯の温度差で、最悪の場合ガラスが割れてしまう可能性もあります。

解氷スプレーやスクレーパーなど、便利グッズが様々市販されていますが、ちょうど手元にない、なんていうときには消毒用にお持ちのアルコールスプレーを使うのはいかがでしょうか。解氷スプレーに比べると、アルコールの濃度も低いですし効果は劣りますが、じっと待つよりは早く霜を溶かすことができるかと思います。

ただ、専用製品ではないことで、ガラスの撥水加工やワイパーのゴムに悪影響があるかもしれないので、心配な方はやはり時間に余裕をもって、暖機しながら待つのが一番かもしれませんね。

女性ドライバーの日

2021.09.27

朝晩が冷え込むようになってきました。皆様いかがお過ごしですか?

本日9/27は、「女性ドライバーの日」だそうです。大正6年(1917年)のこの日、栃木県の渡辺はまさんが、日本の女性では初めて自動車運転免許を取得されたからだそうです。大正6年というと、ロシア革命が起きていた頃です。

日本で初めて自動車が走ったのは明治31年(1898年)のことと言われています。フランスのパナール・ルヴァッソールという車が、築地~上野を走ったことが確認されています。パナール社は明治23年(1890年)、フランスで初めてガソリン車を製作した自動車メーカーです。当時、ダイムラーのガソリンエンジンの製造ライセンスを持っていたため、世界で初めて、いわゆるFR(フロントエンジン・リアドライブ)方式を考案し、パナール・ルヴァッソールにはこの機構が採用されていたといいます。明治30年頃から世界で自動車の量産がされるようになってくると、明治36年(1903年)には日本でも愛知県で初めて「乗合自動車営業取締規則」が制定され、運転手に許可証を発行したことがわかっており、これが運転免許証の始まりとされています。当時の運転免許証は木製か銅製だったそうです。自動車の爆発的な普及に伴い、地域間でのルールを統一する必要があり、大正8年(1919年)には全国で統一された「自動車取締令」が施行されました。免許証は紙製の手帳型になり、今ではカード型ですね。マイナンバーカードと統一されるとか、スマホでモバイル免許証が利用できるとか色々言われていて、今後の進化も楽しみです。

痛ましい事故のニュース等を見聞きすると、免許証の意味も考えさせられますね。日が落ちるのが早くなり、これからの季節、視界不良の時間帯が長くなってきます。人間の目は、暗くなってくると瞳孔が開き、視界がぼやけたりにじんだりしやすくなるとも言われています。「夕方老眼」という言葉もあり、疲れや乾きで朝よりも視力が弱まるという話もあります。身体も目も、疲れたら休めて安全運転に努めましょう。

台風対策

2021.09.13

長袖を出しては引っ込め、半袖を引っ込めては出し、秋と夏をさまよう日々ですが皆様いかがお過ごしですか?今日はまた暑い1日ですが、夏特有のじりじり感は和らいでいるように思えます。

台風14号が進路を変え、九州、中国地方に台風も接近しています。強風や豪雨の際は出かけない、車に乗らないのが一番です。しかし、駐車場に停めてあるだけでも危険な場合があります。車体重量の軽いお車や車高が高いお車は、風の影響を受けやすいので注意が必要です。また、風を遮るもののない屋外駐車場などでは、飛んできたものがぶつかったりすることもあります。なるべく屋内など危険の少ない場所に停めておきましょう。

強風時、お仕事などでどうしても運転せざるを得ない場合は、ドアの開け閉めに注意です。風速20m/秒を超えてくるとドアを支えておくことが困難になります。このくらいの風速では、車内でも横風に煽られる感じがすると思いますし、道路脇の看板等が外れて倒れてくる危険も出てきます。風速30m/秒を超えると、留めつけていない瓦は飛んでしまいます。瓦の他にもトタンの屋根が飛んだり、道路上に大きな飛来物・落下物があったり、大変危ないですので、命を守ることをまず第一に、安全確保に努めてください。