朝晩の寒さも増してきました。出勤前の車や窓に霜が降りていることも多いですね。霜は、空気中の水蒸気が0度を下回って凍ることで降りるわけですが、気温でいうとだいたい3度以下くらいで降り始めるようです。(気温は地面から1.5mの高さで測定されている為)
朝の忙しいときにフロントガラスが曇っていると慌ててしまいますよね。半分曇ったまま走行している車を見かけることがありますが、大変危険です。しかし慌てているからといって、ガラスにお湯をかけて霜を取ってはいけません。ガラスとお湯の温度差で、最悪の場合ガラスが割れてしまう可能性もあります。
解氷スプレーやスクレーパーなど、便利グッズが様々市販されていますが、ちょうど手元にない、なんていうときには消毒用にお持ちのアルコールスプレーを使うのはいかがでしょうか。解氷スプレーに比べると、アルコールの濃度も低いですし効果は劣りますが、じっと待つよりは早く霜を溶かすことができるかと思います。
ただ、専用製品ではないことで、ガラスの撥水加工やワイパーのゴムに悪影響があるかもしれないので、心配な方はやはり時間に余裕をもって、暖機しながら待つのが一番かもしれませんね。