二百十日

立春から数えての210日目は、古来より雑節「二百十日」として、台風を警戒すべき厄日とされています。2021年の二百十日は昨日(8/31)でしたが、船橋では午後から天気が大きく崩れ、気温もぐっと下がりましたね。

二百十日はちょうど稲の開花時期となることから、特に台風を警戒するよう、貞享暦(大和暦)を編纂した暦学者 渋川春海が「厄日」として記載したのが始まりとされています。統計上は、特に台風の上陸が多い日ではありませんが、9月も台風シーズンですので備えは必要です。

本日9/1は1923年関東大震災の起きた日です。お昼時だったので、火災が多く発生するなどして多くの方が犠牲になりました。以降、防災、減災を考えた街づくりがすすめられ、9/1は「防災の日」と定められています。

千葉県では一昨年の台風15号、19号の被害、今年の台風10号による土砂災害・浸水被害が記憶に新しいと思います。地球温暖化の影響で、「まさかこの地域で?」「今までにはなかったのに。」といった気象災害が増えています。ハザードマップを確認しておく、いつもの非常用持ち出し袋にマスク・消毒液をプラスしておく、などの他、強風時に備え家の外に出しているものをしまっておく、物干し竿をおろしておく、停電時に備えてスマホを充電しておく、懐中電灯を用意しておく、断水時に備えて湯舟に水をためておく、といった備えをしておきましょう。

船橋もしばらく雨が続く予報です。屋根の雨漏り、外壁の傷みなど、気になる症状のある方はお気軽に弊社建築事業部までお問い合わせください。

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